もはや日記の体裁をあきらめました。
一番更新が多いのはご飯の記録。
そのほか趣味の更新とかがたまにあるかなーって言うブログです。
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集英社文庫(2002/06/25)
著者:真保 裕一
800円
内容(「BOOK」データベースより)
ロサンゼルスの日系企業で働く探偵のサム永岡は、一人の若者を探すように命じられた。国境に近い町で見つけた彼は、天使のような笑顔を見せながらいきなり発砲してきた―。人としての境界を越えた者と、そんな息子の罪を贖おうとする父親。ふたりにかかわった永岡もまた、内なるボーダーラインを見つめる…。重層的なテーマが響く傑作長篇。
感想
犯罪者には犯罪を犯す理由がある・・・と言う観点から思考を進める推理は多いと思う。
けれど、このボーダーラインにて捜査の対象になっている相手は犯罪を犯すのに理由を必要としない。
血縁者も他人も区別なく、握手をするのと同じレベルで人を殺す。
ある出来事をきっかけに行動パターンを全く別のものにした主人公のサムが、内なるボーダーラインとどう向き合うのか見ものですw
宜しければ是非。
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